育児

高齢出産にはどんなリスクがあるの?気をつけることは何?

35歳を超えて出産することをいわば「高齢出産」とされていますが、近年は高齢出産も珍しくないですね。

増えてきたとはいえ、実際どんなリスクがあるのか、不安や悩んでいる方が多いのも事実です。

私は3人目を36歳(37歳の年)で出産しました。はい高齢出産です。妊娠が分かったときは、7年ぶりの妊娠に喜びいっぱいでした。

上の2人は双子だったため、妊娠出産は2回目。1回出産しているし、身体も元気だし全然問題ないでしょ!と高を括っていました。

が…

色々リスクや負担が多いことを知ったのです。実際どんなことに気を付けたら良いのか、これから妊娠を考えている、出産を控えている方たちの参考になれば幸いです☆

妊娠中のリスク

まず産婦人科で妊娠確認後、高齢出産のリスクについて話がありました。

主治医

35歳を過ぎての出産なので高齢出産におけるリスクを説明するのでしっかり聞いてくださいね。

そういって5つのリスクについて話がありました。

リスク1、貧血

そもそも妊婦さんは、胎児に酸素や栄養を送るため多くの血液が必要になり貧血になりやすいです。そのため高齢出産だからというわけではなく、貧血にはくれぐれも気を付けるようにいわれました。

実際私は双子のとき、常に貧血となり薬を飲んでいたので、今回は注意しようと心に決めました!

リスク2、先天異常のリスクが上昇

35歳を過ぎると、卵巣機能の低下により卵子が老化し、健康な卵子が作られにくくなります。そのため、染色体異常が発生するリスクが高まり「不育症」「流産」「ダウン症」などの確率が高まってしまうのです。

高齢出産といわれる35歳では30歳の時の2倍に高まるといわれたとき、内心不安になりました。

リスク3、流産の危険性

年齢問わず自然流産の確率は、およそ15%といわれています。流産の原因は様々であり一概に言えませんが、受精卵の染色体異常からくるものが多いとされています。高齢出産の場合、卵子の老化に伴い染色体異常が生じる起こる可能性が高いいといわれているため、流産の可能性も高くなるようです。

主治医

30代前半では15%だった確率が30代後半になると25%、40代前半では50%とどんどん流産の確率が上がります。

そういって病院の資料を見せながら説明されました。

リスク4、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病

  • 妊娠高血圧症候群⇒妊娠20週目以降で血圧が上がり、母体に血管などに障害が発生するもの。
  • 妊娠糖尿病⇒妊娠中、高血糖になる病気。
主治医

年齢が上がるにつれて、血管にかかる負担を補えなくなったり、糖の代謝の能力が弱まり発症することもあるので注意が必要ですよ。

リスク5、難産

初産で高齢出産の場合、産道が硬くなっていることが多く、軟らかくなるまでに時間がかかることがあります。また、陣痛が弱かったり体力が衰えていることから、難産になりやすいといわれています。

双子の時は双子のリスクの話を聞いたけど、また違ったリスクがあってもう一回今できることをちゃんとしよう。そう思いました。

リスク回避のために何かできることあるの?

色々なリスクを聞いて、そうならないために妊婦として何ができるんだろう。そんな疑問を先生にぶつけました。そして、助産師さんが色々アドバイスをくれました!

ポイント1、葉酸摂取

妊娠前から積極的に葉酸を摂取するのが望ましいのは知っていましたが、妊娠中も葉酸摂取は勧められました。

助産師さん

妊娠初期は神経管が作られる大切の時期。DNAがうまく合成できず細胞分裂が失敗するリスクを減らすため、DNA合成にかかわる大事な栄養素として「葉酸」は是非とってくださいね。

他にも葉酸が妊婦さんに与える影響がいくつかあります。

  1. 貧血予防
  2. 妊娠高血圧のリスク減少
  3. ストレス軽減や精神安定

双子のときの貧血を教訓に、葉酸サプリを取り入れたり、食事に気を付けたら、末っ子の妊娠中は一度も貧血にならなかった!

食事で摂取するには…

葉酸摂取推奨量は成人男女で240mgとされていて、普段の食事で極端に足りなくなるといくことはありません。

しかし、妊娠を考えている・妊娠初期の方は400mg~480mg摂取を推奨されています。葉酸を多く含む以下を参照に、食事を見直してみるのもいいですね。(100g中に含まれる葉酸の量)

  • ほうれん草※ 110mg
  • アボカド    84mg
  • アスパラガス※ 180mg
  • 枝豆※     260mg
  • ブロッコリー※ 120mg
  • 納豆      120mg
  • いちご      90mg
  • 鶏レバー   1300mg
  • 豚レバー    810mg
  • 牛レバー   1000mg
  • 焼きのり   1900mg

※茹でたもの

葉酸は水溶性のため熱に弱く、長時間加熱すると成分も半分ぐらい抜けてしますこともあるため、できれば生で食べられるものがおすすめです!

また、レバーはビタミンAも多く含まれるのが特徴です。ビタミンAを妊娠中に取りすぎると、胎児の奇形を引き起こす可能性も高くなることで知られているため、あまり頻繁に食べないよう注意が必要です。

私のオススメは「焼きのり」

調理も必要ないから手軽に摂取できて、しかも少量でも葉酸をいっぱい摂取できる!常備品としても優秀!!

サプリで摂取

食事で摂取となると色々考えたり手間暇かかったり、つわりがひどいとなかなか食事多くの葉酸を摂取するのが難しくなります。そんなときオススメなのが「サプリ」。吸収率がよいため効率すよく葉酸を摂取できるのがメリットの反面、過剰摂取やビタミンB12が入っていないサプリメントの摂取によって、逆効果となる場合もあります。

巷でも葉酸サプリはたくさん売られていますが、私がおススメするサプリを1つご紹介します!詳しくはこちらの記事で↓

ポイント2、体調管理

助産師さん

体調管理についてはとくに気をつけてくださいね!

高齢出産のリスクのところで説明したように、「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」に気をつけなければなりません。

予防策として「バランスの良い食事」「適度な運動」を心掛けることが大事です。

バランスの良い食事

妊娠中に重要な栄養素は「葉酸・鉄分・タンパク質・カルシウム・食物繊維」といわれています。

逆に注意が必要なものは「ビタミンAの過剰摂取・生魚、生肉、貝類・水銀」です。

妊娠中はつわりや情緒不安定など、普段とは違う生活の中で食事に気を取られるのも大変ですよね。あまり考えすぎも良くないですが、良いもの悪いものを知っているだけでも意識が変わりますし、高齢出産のリスクを少しでも減らすことに繋がるので是非参考にしてみてください。

適度な運動

医師に運動を禁じられている場合はもちろん行ってはダメですが、軽い有酸素運動は妊婦さんにオススメとされています。

  • 軽いウォーキング
  • 階段の昇り降り
  • マタニティヨガ
  • マタニティスイミング

などがあります。妊娠時期や体調によっても様々ですが、有酸素運動の効果として次のことを挙げられ助産師さんから説明を受けました。

助産師さん
  • 血行を促し体力をつける
  • 筋肉の柔軟性を養う
  • リフレッシュ効果がある
  • 低出生体重児(赤ちゃんの出生体重2,500g未満となること)のリスクを増やさず、巨大児(赤ちゃんの出生体重4,000g以上となること)出生のリスクを下げる

高齢になると体力も低下したり難産や早産のリスクも高まるから、適度な有酸素運動は是非やってみてくださいね。

私は産婦人科でやっているマタニティヨガと、体調の良い日は近所をゆっくりウォーキングしたよ♪

ポイント3、出生前診断

出生前診断とは、赤ちゃんの染色体異常や先天異常を調べる検査。妊娠周期によって受けられる検査も違います。私は妊娠周期に合わせてその都度主治医から説明を受けましたが、中には妊婦さんやご家族から聞かれない限り話をしない医師もいるようです。

出生前診断の種類は4つあります。

1、絨毛検査(妊娠10週~13週ごろまで)

胎盤の組織の一部の絨毛を採取し染色体異常や遺伝子疾患を調べます。確定診断として行われる検査で費用は10万~15万ぐらい。流産や出血のリスクもあります。

2、NIPT検査(妊娠10週~)

母体の血液中にある胎児のDNAの断片から染色体異常の可能性を調べます。ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーを調べる検査で費用は15万~20万ぐらい。精度の高い血液検査で、陽性の場合確定診断を受けるか検討することになる。

3、母体血清マーカー検査(妊娠15週~18週ごろまで)

妊婦さんの血液中の成分を3つ調べるマーカーテストと4つ調べるクワトロテストがある。費用は1万円ぐらい。

出生前診断の最初として受けるのが一般的で、ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、開放性神経管欠損症の確率を予測する検査です。結果は20分の1など確率で出るため、数字が大きい場合確定診断を受けるか検討することになります。

4、羊水検査(妊娠15週~)

子宮に針を刺して羊水を採取し、羊水中に含まれる胎児の細胞を調べる検査。結果が出るまで2~4週間かかり費用は10万~15万ぐらい。

ダウン症、13トリソミー、18トリソミーなどの染色体異常がわかる確定診断で、破水、出血、子宮感染症などのリスクがある。

主治医

出生前診断は簡単に判断できるものではありません。ご家族でしっかり話し合い、ご判断してくださいね。どんな選択をしても主治医として尊重いたしますので。

説明をよく聞き、資料を持ち帰って何度も読んで検討しました。最終的に下した私の判断は「どの検査も受けない」でした。

「検査受けてもし陽性だったら赤ちゃん諦めるの?生むの?」

「検査受けて陽性だったとき受け止められるの?」

「検査受けないでずっと不安のまま10ヶ月過ごせるの?」

色々自問自答しました。我が家の場合旦那は私の決めた答えに納得するからと、全く意見はいいませんでした。(話し合いができるご夫婦は絶対一緒に考えた方がいいです。1人で考え答えを出すのはとても苦しいので。)

私はシンプルに、障害があってもなくても赤ちゃんをおろす。という結論にどうしてもいきませんでした。どんな子でも受け止めよう。7年振りに私のお腹に来てくれたこの命、会いたいって気持ちが強く、そのとき覚悟を決めました。不安に思う気持ちよりも、健診のたびに成長するわが子を愛おしく嬉しさの方が強かったのです。

けれどそれは私の出した結論であって、みんなそれぞれだと思います。私の周りには、高齢出産した友人が4人います。

A子

クワトロテストやったよ。費用も高くないし、安心を買うために。このまま10ヶ月不安のマママタニティライフ送るのは無理だと思ったから。この検査で確率高かったら羊水検査も受けるつもりだったけど、確率は低いって結果だったからあとは信じて出産した!

B美

私は悩んで悩んで結論出ないまま時間だけ過ぎて、検査できる時期過ぎちゃったから諦めて祈って出産迎えた!何事もなく元気な赤ちゃん生まれてホッとしたけど、不安症の私には長い10ヶ月間だったな。

C子

私は検査受けなかった。痛いのも嫌だし、リスクを気にしたり金銭的にも無理って思ったから。覚悟決めてどんな赤ちゃんでも受け止めよう!って旦那と話し合って決めたよ。

D美

私は絶対検査は受けるって初めから決めてた!障害ある赤ちゃんを愛せるのか、育てていけるのかどうしても自信が持てなかったから。ドキドキしたし怖かったけど、検査して大丈夫と分かって安心できて、マタニティライフを心から楽しめたから。検査受けて本当に良かった!

他にも、ママ友にダウン症のお子さんがいますが、そのママ友は検査を受けて陽性だったら下ろそうと思っていたそう。でも陽性と分かり、やっぱり生みたい、育てたい!と思い出産したそうです。妊娠中に分かったことで、出産するまで勉強し、大きな覚悟の元準備をしその日を迎えられたから、良かったといっていました。

逆に、昔の職場の上司は出生前診断で陽性になり赤ちゃんを諦めた方もいました。みんな事情や想いはそれぞれです。

でも、悩み考えだした結論です。そこに正しいも間違いもないと私は思っています。赤ちゃんのママとしてパパとしてあらゆることを学び、考えていくことが大切なのではないかなと思います。

ポイント4、妊婦健診をきちんと受ける

最後に、妊婦健診はきちんと受けること。そして、何か不安や身体の変化で気づきがあったら何でも医師や助産師さんに相談しましょう。

初産で高齢出産を迎える方はとくに、色々な不安や初めてのことだらけで戸惑うこともあると思います。妊婦健診は母体にとってもお腹の中の赤ちゃんにとっても、とても大切です。安心して出産を迎えるためにも、きちんと受診して欲しいと思います。

まとめ

晩婚が進み、それに伴い高齢出産も多くなっています。これから妊娠を考える方も妊娠中の方も、出産するまでは不安とワクワクな毎日となることでしょう。

私も生まれるまで本当に不安でした。でも、やれることはやった!あとは生まれる日を待つだけ♡そう思えたのは、高齢出産のリスクや想定されることを学び、できることを自分なりにやれたからかなと思っています。

これを読んで、高齢出産を迎える方の力に少しでもなれたら幸いです☆読んでいただきありがとうございました!

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